インタビュー
本店長インタビュー｜お客様の想いをカタチにできることが一番の魅力。
この仕事でやりがいを感じる時は？
お客様と一緒に考え、カタチにしたお墓がすっと継承され、残っていくことが一番の魅力だと思っています。また、お墓参りに行くとお墓に向かって近況報告をしたり、悩みを相談したりすることがあると思うんです。皆さんの心の支えになるものを作っているところにやりがいを感じます。
Q.この仕事で大変だなと感じる時はありますか？
もちろんあります。一番はお客様の「思い」をどこまでカタチにできるか、というところは悩みます。お客様に納得して頂けるような提案をできているのか、満足して頂くにはどうすればよいかは考えることが多いです。
Q.お客様の要望で一番多いのはどんな事ですか？
自分らしいお墓をつくりたいとの要望は多いです。
それはお墓のデザインなのか、お墓の色（石種）なのか、お墓に施す彫刻で表現できるのか、よくお話しを伺って一緒に考えていくよにしています。
Q.お墓はどのようなタイミングで建てることが多いですか？
最近では終活の一環として生前にお墓を建てる方が増えています。
弊社では新規のお墓を建てる方の15％～20％の方が生前墓の相談となっています。
ご不幸があってお墓を建てる方は以前は49日までに建てたいと考える方が多かったのですが、最近の傾向としてはじっくりと考えながらお墓づくりをするようになり、１周忌までの間にと考える方が多くなりました。
Q.石のカンノの強みは何だと思いますか？
業歴が長いので、それだけお客様に支持されてきたところだと思います。
ユーザー様がたくさんいて、ユーザー様のおかげで知名度を高くさせていただきました。
私たちの会社における使命は、先輩方が築き上げてきたものを維持しつつ新しい石のカンノのファンを築いていくことだと考えています。
また、提携している霊園も多数ありすし、空き墓地情報のご案内もできます。お墓を建てる前の墓地の紹介からできるところも強みです。
Q.知名度の他にも強みはありますか？
社内には卸売事業部もあり、自社で石材の仕入れができ、それを直接店舗で販売できるところです。コスト面でも有効ですが、製品がお墓として墓地に建立されるまで、全ての工程に携わることになるので責任感も違ってくるかなと思っています。
また、自社工場を有しているので、リフォーム工事に係る石材の加工ができることや、トラブルに対する早急な対応ができることも強みの一つです。
Q.お客様にご提案をする時のポイントは何ですか？
繰り返しになりますが、お客様のお墓に対す「想い」や故人様に対する「想い」を教えて頂き、どのような方法でカタチにしていくかを一緒の考え、デザインとして提案させて頂きます。
Q.今の墓石業界に感じることはありますか？
残念なことが１つありまして、私が入社した2003年頃に比べると、お墓に対する考えが希薄な方が増えてきていると感じることです。埋葬できればそれでいいという考えです。そこは、業界に携わるすべての人が「お墓はご先祖様の終の棲家であって、私たちの心を安らかにしてくれる場所」であることを伝えていかなければならないと感じています。
大友本店長とは？
Q.入社して何年くらいですか？
2023年で入社20年になります。
Q.今までどのような部署、店舗を経験されていますか？
郡山支店、伊達店、長野支店、福島西店、本店です。営業畑を歩んできました。
Q.今のお仕事は何故選ばれたのですか？
お客様にとって一生に一度の経験のお手伝いができるからです。
お墓は継承者がいれば、半永久に残ります。ずっと残るものを作るお手伝いができることにも魅力を感じました。
Q.お客様に言われて印象に残っている言葉はありますか？
よくお話しを頂けるのは、「お墓ができて安心しました。」「ほっとしました。」「すーと胸のつかえが取れた感じになりました。」などの言葉です。初めての仏様の場合は、仏事の最後がご納骨になるケースが多く、お墓ができてご納骨をし、初めて亡くなった方をお見送りすることができたと感じるのだと思います。お客様とそのような感覚を共有できることは、この仕事の素晴らしい点だと思います。
Q.本店の社員さんと一緒に、大事にしていることは何ですか？
お客様に喜んで頂ける仕事をする。お客様に「ありがとう」と言って頂ける、感謝してもらえるような仕事をすることです。私たちの仕事は一生残るもの、そういう仕事をしています。一生に一度のものを作らせて頂いているという責任を感じて仕事をしてほしいと思っています。
