墓石は、非常にたくさんの工程を経て完成します。採石から始まって、加工、研磨、彫刻と、ひとつひとつに匠の技が必要です。それも、単なるモノづくりの技術ではなく、心の仕事が求められます。墓石は、故人とご家族が向き合う場所になるからです。 私たち石のカンノは、心の仕事で、「永久の住処」にふさわしい銘石をお届けします。墓石ができるまでの流れ >>
昔からある一般的な日本のお墓の形です。基本構造は下から下台石(芝台)、中台石、上台石、棹石の順になっています。和型墓石の大きさは、棹石の幅を基本にバランスよく決められています。
横幅が和型墓石より広く安定感があり、見た目もモダンな上、お墓としても格調が損なわれないことが人気のようです。墓石の前面に家名のほかに好きな言葉や、花などの彫刻をされる方も多く見られます。
一般的なお墓の概念にとらわれず、故人の想いやイメージ、趣味、あるいは家族のメッセージなどを表現するといった自由な発想でデザインされた新しいスタイルのお墓です。故人の生きた証としてオリジナリティ溢れるデザイン墓石は、「お墓」本来のあり方として近年多くの方に受け入れられております。
採石場の岩盤から、原石を切り出します。岩盤の表面から原石の質を見極めたり、火薬を用いて発破を掛けたり、職人の経験がものを言う作業です。さらに、墓石材として使用できるものはこのうち一部のものに限ります。
切り出した石を、石材加工工場へ。形も大きさも異なる原石の運搬は、容易なものではありません。傷を付けないように、荷崩れしないように、細心の注意を払います。
最初に刃を入れる過程で、傷やナデ(模様のムラ)がないかを確認します。その後、加工しやすい大きさに切り分けて、設計図に基づき、大・中・小に切り分けます。
設計図面の墓石形状に合わせ、石材を加工していきます。技術が進歩しても一定の部分以降は全て手加工となり、そこは職人の腕にかかってきます。
細かな作業工程を重ね、丹念に磨き上げます。研磨は、見た目の美しさだけでなく、耐久性にも関わる工程です。代々受け継がれる墓石づくりに、妥協は一切許されません。平面ではない部分は職人がポリッシャーで石を研磨します。ゆがみ、磨きムラのない丁寧な作業が求められます。
文字や家紋の彫刻は、精美で緻密な技術が求められます。高圧で砂を吹き付けて彫刻する「サンドブラスト工法」により、表現の幅が広がっています。
工場の商品検査部門では墓石の各部材ごとに検品を行います。寸法、研磨面、加工法に誤りがないか、ヒビや角欠けが発生していないか、一軒一軒入念に確認を行います。不合格品はこの時点で自主的に返品交換対応をしています。
墓石は1トン以上あり、この重さを支えるためには、しっかりとした基礎が必要です。状況に応じて地盤改良を行った後、掘削・転圧・鉄筋の配筋を行います。一般的に仏教のお墓では、納骨棺の床面を土のまま残しておきます。これは「死は終わりではなく、生まれ変わりのプロセスである」という、仏教の輪廻思想に基づくものです。このほか、外柵内の雨水を排出するために、水抜きとして、土の部分を残すことがあります。 ※墓地・霊園によって基礎の施工方法が定められている場合があります。
いよいよ完成した墓石を据え付けます。石のカンノでは地震に備えた、耐震施工のご相談も承ります。 工事完了後には竣工検査基準項目に基づいた検査を行います。
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石のカンノの店舗では、墓地・お墓に関する相談、展示商品の見学、見積相談など事前のご予約で優先的にご案内させていただいております。まずは最寄りの店舗までお気軽にご予約・ご来店ください。お電話(9:00~17:00)やメールでのお問合わせ (24時間受付)も承っております。
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永代供養(えいだいくよう)とは、お墓の継承者がいない場合や費用などに問題がある場合に、霊園や寺院などが遺骨を管理・供養する供養方法です。石のカンノより永代供養墓のあるおすすめの霊園・寺院ご紹介いたします。詳細につきましては、担当店舗までお問い合わせ下さい。
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